2019年4月5日金曜日

スペイン遠征⑪マドリード~帰国

4/4の13:40頃に成田空港に到着し、計12日間のスペイン遠征が終了しました。

遠征を振り返ると、文章だけでは表せないほど多くの大きな経験を積むことが出来ました。
多くの海外クラブとの対戦で、彼らの『勝利』への腹立たしいほどの貪欲さや自分達との違い、なにが足りなくて逆になにで上回っているのかなどを強く強く感じさせられました。


またサッカー以外の面でも数多くの出来事が選手を成長させたと思います。
成田から飛行機に乗ったその瞬間から、チームメイト以外の人はほぼ外国人。英語や覚えたての少しのスペイン語と身振り手振りでなんとか意思を伝えようとみんな必死になりました。もちろんコーチ陣もです。

語学力の大切さも学び、なによりコミュニケーション能力がどれだけ必要かを痛感しました


現地の施設面でも日本との差をまざまざと見せつけられました。
整備された人工芝のグラウンドと必ず付いているロッカールーム。そこに隣接する飲食店で地域のおじさんたちがビールを片手に子供の試合を観て盛り上がり、選手もそれに応える。
国に根付くサッカー文化の違いに羨ましさすら感じました。


文化の違いは日常にも。スペイン人は小さいことを気にしない性格。時間もルーズでバスも毎回遅刻してくる。謝罪も当然ないです。笑
しかしそのぶん許容の範囲も物凄く広い。多くの日本人と逆の性格のように感じました。


さらにここからが今回の遠征で1番の学びで、こういった日常の適当さは、サッカーのスイッチが入ると姿を消し、燃え滾る闘争心に変わります。ここのONOFFのスイッチをずか数分のウォーミングアップで切り替えてくるんです。
チャラチャラ音楽聴きながら試合直前に会場入りして、適当にアップしてるなぁと思っていたら、試合開始時にはアドレナリン出まくりの闘志むき出し。何度その波に飲まれたことか。。
また試合中に言い合いや喧嘩のようになった相手も、試合終了の合図とともに急に態度が変わり、試合中のイライラや悪質なプレーがなかったかのように笑顔で握手とハグをしてくる。
これぞONOFFですよと。身をもって体感しました。


食事、人、環境、空気、施設、時間、、全てが普段と違う、刺激的過ぎる12日間を過ごし遠征期間中だけでも成長を感じましたし、さらにこれからこの経験を自分の財産として、もっともっと伸びていくであろう選手達の将来が非常に楽しみです


3日後には早速クラブユースが始まるので、まずはしっかり時差ボケを戻して、コンディションを整えましょう。
そしてさらなる成長を目指し、この遠征で得た経験をもとに、より一層日々努力しましょう。


最後に、現地通訳のマヤさんとAJUNTがスペインで毎回お世話になっているユウタさん、旅行代理店の方々、モラタラス関係者の方々、試合前日にも関わらずトレドを一緒に回ってくれて翌日の試合にも顔を出してくれたYayo(ジャジョ)、写真を撮ってくださった元バルセロナのビクトールバルデスさん、元レアル・マドリードのジュリオバチスタさん、そして海外遠征に快く子供達を送り出してくださった保護者の皆様。
たくさんの方のご協力を頂き、おかげさまで無事に素晴らしい遠征にすることが出来ました。
厚く御礼申し上げます。

選手たちも感謝を忘れずに、この経験を今後に生かしていきましょう。
12日間お疲れ様でした!


2019 Spain expedition.AJUNT魂〜

《公式ウェブサイト》

《公式Facebook

《公式Instagram

0 件のコメント:

コメントを投稿